まだ、知らない生き物が沢山いるんだなぁとしみじみしてしまいました。このポンデリングみたいな生き物、テンレックという生き物です。
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このテンレック、阪神タイガースファンのハリネズミと言うべきか、蜂に擬態しようとしているヤマアラシと言うべきか、とにかく毒々しい黄色と黒の針姿という、異様すぎる見た目をしています。
どこからどう見ても珍種のハリネズミなのですが、じつはこれハリネズミではありません。アフリカトガリネズミ目というネズミの種類。
マダガスカル諸島だけに生息する固有種で、恐竜時代からその姿を残す、原始的な生き物です。
photo by Frank.Vassen
生態的に面白いのは、哺乳類の中でもかなり多い、一度に32頭もの子どもを産むことがあったり、ハリネズミと違ってハリが抜けやすかったりするところ。
マダガスカル諸島がアフリカ大陸から切り離されてから、あまり同じような種もないので多いに栄えたのですが、ヨーロッパから持ち込まれた犬のせいで、今は数を減らしているのだそう。
この貴重な生き物、次のうん前年も生き延びて欲しいものですね。
名前:テンレック
英語:tenrec
体長:15~20cmほど/体重:100~200gほど
哺乳綱アフリカトガリネズミ目テンレック科テンレック属
たくさんいると可愛らしいですね~。
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