足の速い動物といえば、やはりチーター。そのスピードは200mを7秒で走ってしまうほど。時速は100kmを越えます。しかし、世界で2番目に早く走る動物って、思い浮かぶでしょうか?
photo by gvgoebel
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実は、それが「タテガミオオカミ」なのです。
スピードではチーターやヒョウなど、猫科の動物がピックアップされますが、こちらはもちろんオオカミなのでイヌ科の動物。オオカミは追跡型の狩りをするため、チーターのようなスピードは出ません。時速も50kmくらいです。ただし、このタテガミオオカミは別。時速90km近くでるのです。ほぼチーターに匹敵しています。
タテガミオオカミの特長はなんといっても長い足。
photo by SONY DSC
モデルのようなスラリとした足をしています。この長い足ですばやく走り、何を捕食しているかというとネズミやモグラ、昆虫など。あれ?足の速さ必要あるの??って感じです。不思議ですよね。
この映像では小さなネズミを狩っています。
子どものときもこんなに可愛いのです。
photo by Harlequeen
このタテガミオオカミ、今現在、わずが2000頭ほどしか生息していないといわれています。南アメリカで暮らしているのですが、たいした天敵もいなく、美しい毛皮があるものの、下毛がないので、人間の毛皮用にもなりません。ただ、畑や家畜を荒らす害獣として、殺されてしまい、これだけ数が減っているとのこと。惜しい話です。
こちら貴重な走っている映像。ちょっとわかりにくいですね。。
名前:タテガミオオカミ鬣狼
英語:Maned wolf
体長:130cmほど/体重22kgほど
哺乳綱ネコ目(食肉目)イヌ科タテガミオオカミ属
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