珍獣ハダカデバネズミ:つるっぱげ!新社会性のカースト制度を持ち暮らす貴重なネズミ。

ハダカデバネズミ。アフリカの大地に蟻のように穴を掘り暮らす、体長8-9cm、体重30ー80gのネズミです。
ハダカデバネズミ

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photo by Jedimentat44

違和感があるほどにむき出しでしわっとした肌。そり残しのようにところどころぴょんぴょんと伸びる髭のような毛、小さい目、2本飛び出た前歯・・・その全てが「なぜこんなブサイクに生まれてしまったのか・・・」と思わざるえない外見。

このハダカデバネズミ、その悲惨な見た目とは裏腹に貴重な「真社会性」を持った生き物。哺乳類なのに蟻や蜂のように、女王を頂とした80~300匹ほどの群れをなし、カースト制度を持った生活をしています。
裸デバネズミ
photo by Yinghai

役割りは以下の通り。

女王Queen, 王King役割り:生殖
蟻や蜂と同じように女王が中心です。どんどん子どもを産みます。女王は死んだら次の女王へ交代します。年長者同士が争い(時には死にいたるまで・・)勝った固体が女王になれるようです。その相手となるキングは1匹ではなく数匹。より強い子孫を残せそうなものが選ばれます。
兵士Soldier役割り:巣の防衛
体の大きい固体が行い、巣を外敵から守ります。
労働者Worker
役割り:巣作り、巣の拡大、エサ(木の根っこなど)集め、子育て
兵士以外のネズミは、労働者として毎日働きづめます。
奇妙生き物
photo by L.Cheryl
このアフリカの大地の地下に巣を張り生きるネズミ。哺乳類なのに虫のような生き方をするのは、過酷な自然環境の中、群れ全体の存続のため、できるだけリスクの少ない生き方になっていった結果なのでしょう。

ハダカデバネズミにはもう1つ、「長寿」という特徴があります。

同種の3倍くらい生きる(27年近く生きられる)。ガンにかかりにくいなどの特徴があり、その秘密の解明はまだこれからのようですが、多くの生物学者が取り組んでいる課題です。是非ともこの不思議な生き物の解明に取り組んで欲しいですね。

名前:ハダカデバネズミ(裸出歯鼠)
英語:naked mole rat
脊索(せきさく)動物門哺乳綱ネズミ目(齧歯目)デバネズミ科ハダカデバネズミ属
体長8-9cm/体重30ー80g

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