世の中にはどっちか判らないものがたくさんあります。
アリ蜂とか、クマネズミとか、すずめ蜂とか、天狗ザルとか、メガネザルとか・・・
そしてその最たるものが、｢アルマジロトカゲ｣でしょう。
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この、タイヤかドーナツごっこをしているような生き物がそのアルマジロトカゲです。
｢アルマジロ｣と｢トカゲ｣の両者の名前を持つ生き物ですが、お察しの通りトカゲの一種。みためどおり、ヨロイトカゲという種類です。
別にこの恰好はもちろん遊んでいるわけではなく、身をまもる防御。
そのウロコのかんじも勿論、丸くなるところまでアルマジロにそっくりなのです。
ちなみに通常時をみると、まるで普通のトカゲ。
photo by frank wouters
このアルマジロトカゲ、この珍しい生態にくわえ、カッコイイヨロイをまとっており、体長も20cmほどなので、ペットとしての乱獲が進み、いまでは南アフリカの絶滅危惧種となってしまっているのだとか。
たしかに、家にいたら頼りがいのある感じのお顔をされています。
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