徳島県の阿南市という場所の本当に一部でしか生息していない新種のカタツムリが2013年に発見されていたそうです。
その名も「アナンムシオイガイ」!
阿南市はもちろんのこと、徳島県どこだっけ・・・という方にもわかりやすく解説します。
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徳島県阿南市とは、この辺↓
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四国の東に位置する場所です。
ちなみに徳島県は、にんじんの生産量1位、テニス教室数1位、総医師数1位、幼稚園数1位、ダイソーの店舗数1位というなかなかすごい場所。
地味ながらも地道なイメージのある、そんな徳島県です。
そんな徳島県の中の阿南市とは、市長のお言葉を借りると、自然が豊かで海沿いには工業地帯もある、“「光」「野球」をキーワードにしたまち”。
なんのこっちゃという感じですが、光というのはLED産業、そして野球はそのまんまで「アマチュア野球チームが多いこと」。
なるほど!となるかならないかは置いておいて、とにかく、海にも山にも恵まれた自然あふれる地域なのです。
そして、そんな阿南市の石灰岩地帯で発見されたのが、新種のカタツムリです。
このカタツムリ。「アナンムシオイガイ」というカタツムリで、虫を背負っているように見えるカタツムリ「ムシオイガイ」の一種なのです。
直径は約3.5 mm。1円玉と比べても、こんなに小さい!
生息地が都心だったら間違いなく人知れずお亡くなりになっていくことでしょう。
実は、このカタツムリ、1971年に、東かがわ市に住む多田昭さん(74歳)により発見がされていたものの、その時はくしくも別のカタツムリと認定されてしまっていたとのこと。苦節42年たちやっと、これが新種のカタツムリであると認定されたようです。DNA鑑定の進歩は目覚ましいですね。
それにしてもこんな小さなカタツムリ、どうやって見つけたのか不思議に思ってしまうほど。地位さすぎて可愛らしいです。
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