世界最大の花・・といったら、何を思い浮かべますか?
やはり東南アジアに咲く巨大花、「ラフレシア」でしょう。花を開くと1mにも達する巨大なラフレシア。その見た目から、人食い花として恐れられていました。
しかし、実はラフレシアは世界最大の花ではなかったのです・・・モザイクなしのデカイ写真は記事の後半でどうぞ。
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ラフレシアを越える世界最大の花とは、ショクダイオオコンニャクという植物の花。
その名の通り、コンニャクの一種なんです。
英語ではTitan arum。巨人コンニャクみたいな意味です。日本語のショクダイとは、燭台のこと。確かにいわれてみればそんな形にも見えます。さらに、あまりのでかさや、強烈な腐臭を放つことから、「お化けコンニャク」ともいわれているそうです。
このショクダイオオコンニャクも、ラフレシアと同じ東南のエリアに咲く花。東南アジア恐ろしすぎます。
ラフレシアが1mほどなのに対し、これは開花すると横1.5m、そして高さは3.5mにもなります。ただ、これだけの花を咲かすのはやはり大変なようで、開花するのはたったの2日間だけ。でも、花を咲かせるのでれば、虫たちに花粉を持っていってもらわないといけません。そのために、虫を集める腐臭をまきちらし、短い開花時間の中で存分に繁殖活動をするわけです。
その貴重な花がこちら・・・
超巨大すぎる、ショクダイオオコンニャク。以前、東京大学の研究所関連である小石川植物園で開花した例などもありますが、もう2008年という過去のこと。2013年はワシントンにあるアメリカ植物庭園で開花が確認されたそうです。
ゴミのような悪臭がすごいらしいですが、一度でいいから生で見てみたいですね。
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