「蜜穴熊」。そのプーさんを彷彿とさせるような可愛らしい名前からは想像できない生態の持ち主で、ギネスにまで認定された生き物です。
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ギネスブックは、ご存知世界一の○○を認定する制度。なにが「ミツアナグマ」をギネスブック認定までさせたのかというと、その「性格」です。
photo by Cambridge Brewing Co
普通の動物であれば、「リスク」と考えることを、ためらいもなく挑む猪突猛進タイプのミツアナグマ。
その攻撃の対象は、コブラなどの大型なヘビ、ハイエナと対面してもまったく臆しません。さらにはライオンにまで屈しないという驚異な精神力の持ち主。
photo by elPadawan
その自信はどこからくるのかというと、その防御力。背中は一見ふつうのアライグマとかそんな柔らかい感じに見えますが、実はその中の皮膚は、非常に伸縮性があり、硬く、ライオンに噛まれても問題がないほどに強いのです。
さらにコブラなどヘビの毒性にも抗体を持っておるため、ひっくり返してお腹でも狙われない限り容易に傷を負うことはありません。さらには蜂に顔をさされまくっても、蜂の巣に喰らいつくと言う技術も。顔の皮膚は硬くないから痛がってますね。。ちなみにこの蜂の巣を見つけるのは、蜜穴熊一人ではできません。協力な助っ人がいるのですが、それはこちら紹介しています。
こんな感じで万が一見かけても、絶対に近づいてはいけませんね。
photo by L2
名前:ミツアナグマ
英語:Honey badger、Ratel
体長:80~110cm(尻尾までいれて)、体重7~14kg
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