深海の生き物たちは、なぜこうも人を魅了する形をしているのでしょうか。ここに登場する生き物は、有櫛動物(ゆうしどうぶつ)。クシクラゲ類と呼ばれるくらげの一種です。
photo by Marine Genomics 2012
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海全域に生息しており、150種類ほどが確認されています。
特長はなんといってもそのスケルトンな体にネオンカラーのように発光する美しい色。
photo by Marine Genomics 2012
この発光は、体の表面を放射状に覆っている光筋、「櫛板列」によるもの。この櫛板を細かく動かして移動をしているのですが、その際に反射をし、あのような美しい姿になるようです。
こちらは日本でも各地で見ることができる「ウリクラゲ」。ウリのようなかたちですが、「宇宙船」とも呼ばれるようです。
photo by Derek Keats
このカブトクラゲも、日本で見られる「カブトクラゲ」。美しさがよくわかります。
photo by highlander411
そんなかでもひときわ美しいのがこいつ。
タスマニア島(オーストラリア)付近で発見されたクシクラゲです。ネオンカラーに輝く姿は幻想的以外の何ものでもありません。
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